後発白内障のレーザー治療

白内障の手術のあと数カ月たってまたかすみが出てきたり、視力が落ちて見えにくくなることがあります。
これは後発白内障といわれるもので、手術の時に残した後嚢(水晶体の後ろの膜)が、時間の経過とともに濁ってくることが原因です。
手術後の数週間から数年の間に2割程度の人に起こります。

後発白内障は、本当の白内障とはちがいます。入院や手術は必要なく、レーザーでこの濁った膜を切開すれば、すぐに元の視力に戻ります。痛みもなく数分ですみます。